北海道東北ブロックにおける学びの共有のため、本年度の活動についての中間報告をさせていただきます。
北海道統合医療研究会の前身は【日本統合医療学会看護部会北海道支部研究会】という看護職による研究会でした。回を重ねるうちに、多職種の医療従事者など統合医療に関心を持つ方々が集い、2016年度4月より名称を改め、4年目を迎えております。
これまで行ってきた主な学習は次のようなものでした。
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・ケアリング理論などの文献学習
・統合医療や各療法についての講義や実習
・統合医療への理解を深め、多職種連携のための意識の向上や交流を図るディープ・アクティブ・ラーニングや、チームでの対話と問題解決のスキルを身につけるアクティブラーニングなどのグループ学習法の学習と実践
今年度の活動は、地域社会でより多くの方が統合医療を活用していけることを目指し、患者様やご家族も交え、ともに学習を行っています。
目標は
①心身、スピリテュアリティがより健やかになるために、どのような方法があるか、実践的で具体的な方法を学び、体験する。
②医療関係者やセラピストにおいては、今後、多職種連携で統合医療を実践する上で必要となる、他の療法の特徴を学びあい、横のつながりを強める。
③セルフケアとして、周囲の方へのケアとして、日常生活にも活用していける。
以上の3点として、前期に2回の講義と体験型の学習を行いました。
各回の詳細につきましては、追って報告いたします。
文責:北海道統合医療研究会副会長 吉武ゆり